結論:ビズリーチの企業向け料金は、利用期間ごとのプラットフォーム利用料と、採用決定時の成功報酬の2本立てです。利用料の金額は公式サイトに載っておらず、料金表の請求か見積もりで確認します。成功報酬は、運営会社の投資家向け資料で「転職後理論年収の15%」と説明されています。

ビズリーチの料金体系は「利用料+成功報酬」

法人向けビズリーチは、企業が人材データベースを自分で検索し、スカウトを送って直接採用するサービスです。公式サイトでは、人材を紹介するサービスではなく「採用プラットフォーム」と説明されています。

費用は、利用期間ごとに払う利用料と、採用が決まったときの成功報酬に分かれます。公式情報で確認できた内容は次のとおりです(取得日:2026年10月17日)。

費用項目 発生するタイミング 公式情報で確認できた内容
プラットフォーム利用料 利用開始時(利用期間ごと) 要問い合わせ。料金表は公式サイトのフォームに入力するとメールで届く
成功報酬 採用決定時 投資家向け資料の料金体系の例では「求職者の転職後理論年収の15%」
追加のプラチナスカウト 追加購入時 追加購入の仕組みはあるが、金額は要問い合わせ
お試し検索 契約前 採用要件に合う人材の人数を無料で検索できる

公式サイトでは、採用計画に合わせて4つの料金プランを用意していると案内しています。正確な金額は、営業担当者が状況を聞いたうえで見積もる流れです。

プラン例:利用期間とプラチナスカウトの通数

公式サイトの料金案内ページには、採用枠に応じたプラン例が載っています。金額は書かれていないため、期間と通数だけを示します。

採用枠の目安 利用期間 プラチナスカウト
短期間で1〜2名 6ヵ月 400通
年間を通じて2〜3名 12ヵ月 800通
上記以外 要問い合わせ 要問い合わせ

プラチナスカウトは、企業が特に会いたいと考えた候補者に直接送るメッセージです。通数には初回贈呈分の50通が含まれます。初回贈呈分の利用期間は利用開始から1ヵ月で、翌月以降には繰り越せません。

成功報酬の計算方法と計算例

運営会社のビジョナル株式会社は、投資家向け資料(2025年6月)で料金体系を説明しています。資料の料金体系の例では、直接採用企業の成功報酬は「求職者の転職後理論年収の15%」です。転職後理論年収は、次の式で定義されています。

転職後理論年収=月額固定給×12ヵ月+賞与算定基準額×前年度実績賞与支給月数

仮の条件で計算すると、次のとおりです。

項目 ケース1(例) ケース2(例)
月額固定給 35万円 50万円
賞与算定基準額 35万円 50万円
前年度実績賞与支給月数 2ヵ月 3ヵ月
転職後理論年収 490万円 750万円
成功報酬(15%) 73.5万円 112.5万円

実際の料率や条件は、契約内容で変わる場合があります。採用1名あたりの費用は、利用料と成功報酬を足して比べます。

費用以外に確認したい条件

  • 利用開始までの期間:問い合わせから最短6営業日で使い始められます。
  • 求人の掲載:掲載はできますが、閲覧できるのはプレミアムステージ(有料)の会員です。
  • 雇用形態:顧問・業務委託・副業など、報酬が発生するポジションも求人を掲載できます。
  • 人材の有無:契約前に、採用要件に合う人材の人数を無料で検索できます。

求人広告・人材紹介との費用の比べ方

ビズリーチは、先払いの利用料と採用時の成功報酬を組み合わせた方式です。求人広告や人材紹介とは、費用が発生するタイミングと社内の作業が違います。

採用手法 費用が発生するタイミング 社内で必要な作業
ビズリーチ(スカウト型) 利用開始時と採用決定時 候補者の検索、スカウト文面の作成、返信への対応
求人広告(掲載型) 掲載時 求人原稿の作成、応募者への対応
人材紹介(成功報酬型) 採用決定時 求人要件の共有、推薦された人の選考

スカウト型は、社内で検索と送信の時間を確保できるかで結果が変わります。人材紹介の手数料の考え方は、関連ページで詳しく解説しています。

採用代行の現場で見るスカウト運用のつまずき

採用代行でスカウト運用を引き受けると、中小企業では次のつまずきがよく見られます。

  1. 通数を使い切れない:契約直後は検索条件が固まらず、送信が後半に偏りがちです。初回贈呈分の50通は1ヵ月で使えなくなるため、契約前に求人票とスカウト文面を用意しておきます。
  2. 文面が求人票の写しになる:候補者の経歴のどこを見て送ったのかが書かれていないと、返信は伸びにくくなります。冒頭の2〜3行で、経歴のどの点に関心を持ったかを具体的に書きます。
  3. 返信後の対応が遅れる:返信が来ても日程調整に数日かかると、他社の選考が先に進みます。返信の当日に面談の候補日を複数出すと、取りこぼしが減ります。
  4. 理論年収の確認が漏れる:成功報酬は理論年収が基準です。内定を出す前に賞与の算定基準を決めておかないと、費用の見込みがずれます。

社内で検索と送信の時間を取れない場合は、スカウト運用を採用代行に任せる方法もあります。その場合も、どの候補者に会うかの最終判断は自社で行います。

よくある質問

ビズリーチは無料で使えますか?

採用要件に合う人材が何人登録しているかは、無料で検索できます。スカウトを送って採用するには、プラットフォーム利用料と採用決定時の成功報酬がかかります。

ビズリーチの成功報酬はいくらですか?

運営会社の投資家向け資料(2025年6月)に説明があります。料金体系の例として、直接採用企業の成功報酬は「求職者の転職後理論年収の15%」と示されています。契約ごとの条件は見積もりで確認してください。

申し込みから使い始めるまでどのくらいかかりますか?

公式サイトでは、問い合わせから最短6営業日で利用を始められるとしています。申し込み時の状況によって変わります。

プラチナスカウトの初回贈呈分は翌月に繰り越せますか?

繰り越せません。初回贈呈分の50通は、利用開始から1ヵ月の間に使う必要があります。

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