結論:スタンバイは掲載料金と初期費用が無料で、求人がクリックされたときだけ費用がかかるクリック課金型です。単価は1クリック20円からです。応募や採用に対する成功報酬はなく、日ごと・月ごとに上限額を決められます。ただし、無料掲載だけでの利用は現在案内されていません。

スタンバイとは

スタンバイは、株式会社スタンバイが運営する求人特化型の検索エンジンです。求職者は、希望の職種やキーワードと勤務地を入力して、求人をまとめて検索できます。

サービスは2015年に株式会社ビズリーチの新規事業として始まりました。2019年11月からは、LINEヤフー株式会社とビジョナル株式会社(いずれも現在の社名)の合弁会社が運営しています。2020年12月1日には「Yahoo!しごと検索」とサービスを統合しました。

公式サイトでは、掲載求人数は1,500万件(2026年6月時点)とされています。求人はヤフーの検索画面にも表示されると案内されています。雇用形態は、アルバイト・パート、正社員、派遣社員、業務委託などに対応しています。

スタンバイの料金体系(2026年10月16日取得)

公式の企業向けサイトとFAQに書かれている内容だけをまとめました。料金は変わることがあるため、申し込み前に公式窓口で確認してください。

項目 公式サイトの記載
初期費用 無料
掲載料金 無料(掲載の相談、アカウント作成、掲載では料金は発生しない)
課金の方式 クリック課金。求人票がクリック・閲覧されて初めて費用が発生する
クリック単価 1クリック20円〜。下限単価は雇用形態によって異なる(要問い合わせ)
成功報酬 なし
予算の上限 有料配信は日ごと・月ごとに上限額を設定できる
掲載期間 掲載期限の設定はなく、任意のタイミングで停止できる。掲載期間は1日単位で設定できる
支払い方法 指定の銀行口座への銀行振込
最低出稿額・契約期間 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)

注意したいのは、FAQに「無料掲載のみでのご利用は現在ご案内しておりません」と書かれている点です。掲載そのものは無料でも、クリック課金の広告枠を使う前提で予算を考える必要があります。なお、求人票の有料と無料はボタン一つで切り替えられると案内されています。

費用の見積もり方

クリック課金は、クリックされた分だけ費用がかかる仕組みです。月の予算は、次の順で考えると上限額を決めやすくなります。

  1. 採用したい人数と、1人あたりにかけられる費用を決める
  2. 月の費用を「クリック数×クリック単価」で見積もる
  3. 応募1件あたりの費用を「月の費用÷応募数」で計算する
  4. 日ごと・月ごとの上限額を設定し、応募単価を見ながら毎週見直す

計算の例として、1クリック20円で月500クリックなら、費用は10,000円です。実際の単価は雇用形態や配信の設定で変わるため、この数字は仮の例として見てください。

掲載までの流れと条件

スタンバイの掲載は、自社の採用サイトと連携して配信する方式です。申し込みと同時に採用サイトと連携されるため、求人票を新しく作る必要はないとされています。公式サイトで案内されている流れは次のとおりです。

  1. 公式サイトの問い合わせフォームから掲載を相談する
  2. スタンバイが定める要件を満たした採用ページを用意する
  3. 求人の内容と事業の内容に応じた掲載審査を受ける
  4. 契約する(審査から契約まで概ね3週間ほど)
  5. 配信を始める(契約後は専任のチームがサポート)

掲載ガイドラインに当たる求人は、掲載を断られることがあります。ガイドラインは改訂されることがあり、出稿した求人が予告なく停止される場合もあると書かれています。応募は自社の採用サイトで受け付けるため、応募者を一元管理できます。

掲載するときに守るルール

求人を出す会社には、職業安定法のルールも関わります。2022年10月1日に施行された改正職業安定法により、求人企業を含む事業者に、求人情報の的確な表示が義務付けられました。

  • 虚偽の表示や、誤解を生じさせる表示をしない
  • 求人情報を正確・最新の内容に保つ
  • 募集を終えたり内容を変えたりしたら、速やかに掲載を止めるか変更する

スタンバイは採用サイトの求人を配信するため、採用サイト側の更新漏れがそのまま掲載内容のずれになります。募集を締め切ったら、採用サイトとスタンバイの配信の両方を止めてください。

採用代行の現場で分かっていること

中小企業がスタンバイを使うとき、つまずきやすいのは料金よりも準備の部分です。採用の現場でよく起きることと対策をまとめます。

  • 採用ページがない、または情報が古い:要件を満たした採用ページが前提のため、ページ作りから始めると配信開始が遅れます。審査から契約までの期間も見込み、募集を始めたい時期から逆算して動くと安全です。
  • 1つの求人に複数の職種を詰め込む:検索エンジンでは、職種名と勤務地で探されます。職種ごとに求人を分け、タイトルに職種名を入れると、探している人に届きやすくなります。
  • 上限額を決めずに配信する:クリック課金は、応募が来なくても費用がかかります。最初は月の上限を低めに決め、応募単価を見てから増やす方が無駄が出にくくなります。
  • 応募後の連絡が遅い:応募は自社の採用サイトに届くため、通知の確認が担当者任せになりがちです。応募の翌営業日までに1回目の連絡をするなど、社内の基準を決めておくと取りこぼしが減ります。

助っ人人事では、求人原稿の作成から媒体運用、候補者対応、日程調整までを月額定額で代行しています。採用ページの整備や複数媒体の使い分けに手が回らない場合は、相談先の1つとして検討してください。

よくある質問

スタンバイは無料で求人を掲載できますか?

公式サイトでは、掲載料金と初期費用は無料とされています。ただしFAQに「無料掲載のみでのご利用は現在ご案内しておりません」とあり、クリック課金の広告枠を使う前提です。費用は求人がクリックされたときに発生します。

1クリックの料金はいくらですか?

公式サイトでは「1クリック20円〜」と案内されています(2026年10月16日取得)。下限のクリック単価は、掲載する求人の雇用形態によって異なります。正確な単価は問い合わせ時に確認してください。

申し込みから掲載開始までどのくらいかかりますか?

公式サイトでは、審査から契約まで概ね3週間ほどかかると案内されています。あらかじめ、スタンバイが定める要件を満たした採用ページも必要です。

予算を超えないように止められますか?

有料配信は、日ごと・月ごとに上限額を設定できます。掲載期限の設定はなく、任意のタイミングで掲載を停止できます。

採用が決まったときに成功報酬はかかりますか?

かかりません。公式サイトのFAQで、スタンバイを通して採用できた場合も成功報酬は受け取っていないと案内されています。

助っ人人事は月額15万円(税抜)から、面接以外の採用業務をすべて代行する月額定額制の採用代行サービスです。何名採用しても追加費用は0円、最短1週間で開始できます。

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